批判的思考3ステップを実践する秘訣


批判的思考の3ステップ

批判的思考(クリティカルシンキング)は、ちょっとした秘訣を掴むと習慣になりやすいので、誰でもできるトレーニング方法をお伝えします。

・アウトプットの前にインプット

自分の意見が持てない、人の意見に流されてしまう、考えきれないと言う問題は、インプット不足に他なりません。

インプット好きでいろんな情報収集をしている人でも、頭の中で整理できていない場合、もしくは、過去に得た情報を忘れている場合も、正確にインプットできていないので、インプット不足ということになります。

考えると言うことの本質は、「集めた情報を組み立てる」と言うことです。 この本質は、思考法において最も重要です。

先述した演繹法や帰納法、ズームイン・ズームアウトについても、ビジネスの原理原則という情報、その情報がどの局面で使えるかという知恵、他社への質問、数値的データの収集といった、情報収集によって成り立っていることに注目してください。

思考法とは、さまざまな情報をいかに組み立てるかということに他なりません。

なので、正しい意見を導けないのは、正しいインプットがないから、あるいは、インプット不足のために起きていることです。

考える前に命題に対しての情報を集めることが重要です。

たくさんのお気に入りも、登録も、読んで満足している自分がいないか?


再度自分に疑問を持つことも必要です。 特に、「後で読む」にチェックを入れているものほど、読んでいない場合が多いか、頭に入っていない場合が多いです。(帰納法

・主張に対して批判をする

まず、何かの主張を聞いたら、批判をする癖をつけます。

批判というのは、何度もいうように文句をいうことではありません。矛盾点に対して客観的事実を投げかけることです。


やんややんや言っても説得力がないですからね。

例えば、ニュースを見て意見を言う人がいたら、その意見に対して、「本当に?」「なんで?」そもそもこう言うことじゃ?」と言った反論をして見ることです。


書籍やブログなどでもいいですね。


その際、自分にインプットが足りなければ、情報収集をすることになります。それが思考力がつく要因です。

例えば、「ブランディングを先行してしてしまえば、どんなものでも売れる」と言う本があったとします。それに対して、「そもそも顧客は商品価値を買っているのだから、最初に必要なのはイメージより価値でしょ」と反論ができます。

「批判をする人ってよくないよね」と言う主張に対して、「あなたは批判をしている人を批判しているよね?」と言う矛盾点をつくことができます。 こうして、常に矛盾を見つけることを習慣にしてください。



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あなたにメンターがいるのであれば、メンターの言葉に疑問をもったら、適正に質問をしてみてください。 コミュニケーションがさらに深まります。

・常にフレームワークで仮説を立てる


次に、自分の頭で情報を組み立てるより、フレームワークを使う癖をつけます。

例えば、プレゼンテーションならばPREPの法則を使うと、説得力が増し、共感を得やすくなります。

・Point(結論) ・Reason(理由) ・Evidence(証拠) ・Point(結論)

結論はこうです。


なぜなら〜と言う言い方をする。


フレーム例


文章を書くなら「PASONA」

簡単言えば、買ってもらえる文章術ですね。

売れている商品は、この文章構成がほとんどです。

神田昌典氏が提唱したフレームワークで、具体的にはダイレクトメール・メッセージやWebページ等で使われることで有名です。


Problem:問題を明確にする

営業にて成績が伸びず苦労されていませんか?

最近、体力の衰えを感じていませんか?


等、ユーザーに対して、問題を明確にする訴求を提示することですから、顧客が何に困っているか明確でないと書けない部分です。


商品を売ることを考えている人にとっては、原点回帰できる関所になります。

顧客の困り事を言語化することは、買ってもらうという意識にもなります。

ユーザーが共感しやすい内容であることが重要です。

必ず共感させた問題を提供するサービスが、しっかり解決できる内容であることも重要です。


顕在的な問題より、まだ気づいていない潜在的な問題でユーザーに気づかせてあげると、一気に惹きつけることが可能です。

Agitation:あおる

このままではもっと〇〇になりますよ。

原因は○○にあります!

原因は○○にあると思っていませんか?実は違います。

指摘した問題に対して、あおる訴求を入れます。

問題提起に対してあおることにより、さらに次の文章を読んでもらえるよう引き込みます。ポイントは恐怖を抱かせるのではなく、より興味を持ってもらうために最初に訴求した問題をより問題として捉えてもらうための訴求です。



Affinity:親近感

私も数年前までは、全く同じ状況でした。

実は私の家族も同じ経験をしていました。

あなたの悩みは私も経験している。

一緒ですよ、という訴求を出すことで親近感を与えます。

最近の芸能人やビジネス系Youtuberも如何に自分も昔、できない人だった、大変だった・辛かったといった話をしているのを見かけると思います。

親近感を出すことによって、そのサービスや、その人の信頼を得ることができるからですね。


Solution:解決策

なぜそれが良いのか?

この商品はどの位売れているのか?

実際の事例は?

科学的・情報の根拠は?

使用者・体験者の口コミのような客観的なデータは?

提起した問題を解決させるための方法を紹介=商品のセールストークに入ります。

キャッチコピー的な内容だけでなく、実際にユーザーが納得して使いたくなるような訴求をすることが重要です。その為、根拠をしっかり示す必要があります。


Offer:提案する

是非、お試しから!

ユーザーに対して有益な内容を伝えます。


Narrow down:お客と期間を限定する。

今回は、大好評につき〇の方限定に提供します。 さらに、〇〇までにご購入された方限定で得点情報もお届けします。

問題を提起し、その解決策を具体的に提示したら、実際に行動してもらう為に行動を促します。 今だけでありアナタだけの提供ですよというように、絞込を行います。


Action:行動

下記のボタンより、簡単に1分で購入できます。

最後に購入させるための具体的な行動を訴求します。

この部分は、文章というより行動が簡単に出来るような、申込方法・購入方法を簡素化するような対応が重要になります。

ユーザーは心変わりも早く、購買が面倒だと先送りをしてしまったり、購買自体を辞めることもあります。


ここまで読んでもらえたら確実に購買してもらえるようにしましょう。

PASONAの法則は、よくテレビショッピングなどの通販でも見かけるような内容ですね。 この流れは長年変わることがありません。


それだけ、定番で確実性のあるフレームワークです。


戦略を考えるなら「3C」

これはマーケティングや経営戦略の心臓部です。 市場・競合・強みを合わせて3Cといいます。

この3つがわからないまま商品をただ売っている人は後を絶ちませんが、売れません。

最悪なのが、戦略もないまま広告を出しているとか、売れない商品に広告を出している致命的な(取り返しのつかない結果になる)人です。



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マーケティングを考えるなら「4P/4C」



他にも多くのフレームワークがあります。 徹底的に疑えるようになってください。


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